TOKYO PHOTO 2012 世界10都市から写真ギャラリーが出展。


六本木・ミッドタウンで開催中の「TOKYO PHOTO 2012」へ行きました。

自分の好みの写真がわかって面白いですね。

当社媒体「Media & Communication」に記事の掲載があります。会場風景を撮影してきました。よろしければご覧ください。
TOKYO PHOTO 2012 世界10都市から写真ギャラリーが出展。東京・六本木のミッドタウンホールで。 - Media & Communication

遊びに出かけて、そのまま泊まってしまおうよ。。。

おもふどち 春の山べに うちむれて そこともいはぬ 旅寝してしが

古今集 素性法師


(現代語訳)
親しい仲間たちで春の山辺に遊びに行き、あてもなしに旅寝をしたい。


現代でも通じることじゃないかな。

気の合った友達と遊びに出かけて、そのまま泊まってしまう。

そんな時間の過ごし方は、とても貴重だと思う。

春雨に打たれる山吹の花。

春雨に にほへる色も あかなくに 香さへなつかし 山吹の花

古今集 読み人知らず)


春雨に濡れて、花の色もすばらしいのに、香りまでもただよって人を惹きつける山吹の花よ。

紫色の波のような藤の花。

わが宿に さける藤波 立ちかへり すぎかてにのみ 人の見るらむ

古今集 凡河内躬恒


我家の庭に美しく咲いている藤の花。そよ風に吹かれると、まるで紫色の波が立っているようだ。
前を通る人は、そのまま通り過ぎることもできず、立ち止まって見るのだろう。


自宅の藤の花の素晴らしさを詠んだ歌のようです。

花をよく見ないと、藤の長いつるで絡まれてしまう。。

よそに見て 帰らむ人に 藤の花 はひまつはれよ 枝は折るとも

よそよそしく見てすぐに帰ろうとする人には、
藤の花よ、その長いつるで絡めてしまえ。枝を折られようとも。


つるで絡めてしまえって、ちょっとシュールな内容ですね。

異性物が出てきて人間を襲うSF映画みたい。

風に吹かれ、谷川の水にのって流れくる桜の花びら。

きょうの天気は風と雨で荒れた感じでした。


吹く風と 谷の水とし なかりせば み山がくれの 花を見ましや

古今集 紀貫之


花を吹き散らす風と、花びらを里まで運ぶ谷の水がなかったら、
深い山に咲く花を、どうして見ることができようか。


美しい歌ですけれど、想像でつくったのでしょうね。

実際に、風に散らされて谷川の水にのってやってきた花びらを見て、歌を詠んだのはないように思いますが……。