ウェブ学会 シンポジウム 国会図書館長 長尾真氏

きょう、東大でウェブ学会の第1回シンポジウムが開かれました。
非常に刺激的な内容でしたね!


シンポジウムの中で、国立国会図書館長・長尾真氏が、電子書籍の納本について言及していました。
現在、国内で出版物を刊行したら、国会図書館に納本しなければならいことになっています。
ただし、パッケージ化されていない電子出版物は、納本の対象ではありません。

長尾館長は、電子出版物も納本の対象にするよう、検討をすすめるとのことです。
問題は、納本の対象となる電子出版とはなにかです。
長尾氏によれば、数十部から100部以上の電子出版物は対象になります。
一般向けの電子書籍だけでなく、会社の100年史などといった関係者に配るもの、自費出版も納本の対象にするよう考えているといいます。